猫の頻尿は超危険!人間とは違う事を知ろう!
こんにちは!
元インテリアショップ店長で可愛くて最強の妻と5匹の愛猫と暮らす ばた社長
です。
夏も終わりを迎え、季節は秋に移り変わろうとしています。
まだまだ昼間は残暑が厳しい地域もありますが、朝と夜はとても過ごしやすい季節と
なりましたね。
うちの5匹の愛猫達もとっても元気にはしゃぎまわっています(笑)
そんな今は元気に暴れまわっている4番目の愛猫アッシュくん。
前回お話したマーブルさんの便秘事件よりもちょっと前に大変な事態に
なってました・・・。
|CASE:2 「頻尿になったアッシュくん」
|アッシュとの出逢い
ウチのアッシュくんはもうじき4歳になるオス猫。
実は私たち家族が熊本地震で震度7という大地震で被災し、転勤という選択を
余儀なくされた頃、私がお世話になったお客様のお宅で出逢った猫でした。
「ミュ~、ミュ~」
それは少し小雨が降る日の事。
福岡への転勤の報告にご挨拶に伺った時の事です。
雨音に交じって聞こえるか、聞こえないかくらいのか細い子猫の鳴き声が
私の耳に風に乗ってかすかに聞こえてきました。
(どっから聞こえてくるんやろ?あっ、あの玄関付近からかな)
私はお客様に
「猫飼ってらっしゃるんですか?実は私も飼ってるんですよ」
と何気なく猫の姿を探しながら質問していました。
そのお客様もとても気さくな方で、よく私の勤めていたインテリアショップに
来て頂き、こだわりの家具やインテリアをたくさんご購入して頂きました。
ご自宅も古民家風のカフェのようにされていて、ジャズの流れるリビングで
淹れたてのコーヒーを頂いていた時でした。
「いや、拾ったんよ。2,3日前に玄関の前で。でも小さすぎて世話しきらんから
保健所に連れて行こうと思ってて。」
「えっ!」
お客様の視線の先を目で追うと玄関口にある小さな段ボールが目に入りました、
「ちょっと見てもいいですか?」
お客様に断って立ち上がり、段ボールを覗きに行くとそこには
生後間もない小さな子猫が力なく鳴いていました。
「ミルクもやるけど飲まんからね~。なかなか世話も難しくて」
と少し申し訳なさそうにそのお客様はおっしゃいました。
それもそのはず。まだ目も開いてない、体長7㎝くらいの子猫です。
抱いても羽毛のように軽く、吹けば飛んで行きそうな小さな命。
|猫の殺処分の現実
実は日本では年間約30000頭の猫が殺処分されていますが、その
約70%が1歳未満の子猫と言われています。
それくらい生まれて間もない子猫は非常に世話が難しく、ましてや仕事をしながら
世話をする事は飼育する側にも精神的な負担が大きくなってしまいます。
ただ、このような現状を踏まえても私は目の前の小さな命を見過ごす事はできません
でした。
「嫁さんに電話してもいいですか?」
私はすぐに妻に電話をして、事情を話しました。
すでに3匹の猫を飼っていたので妻も私も2週間後の転勤を控えて
(こんな小さな子を世話出来るのか?)
と不安をお互いに感じましたが、それでも引取って育てる決心をしました。
お客様にお別れのご挨拶をし、その日のうちにその子を引取りました。
今回はここまでにします。
それではまた次回。