「家具」ってなんだろ?
こんにちは!
元インテリアショップ店長のばた社長です。(店長?社長?わかりにくい(笑))
今日は家具を選んだり、買ったりする前に
そもそも「家具」ってなんだろう?
というテーマで考えて行こうと思います。
家具は家具だろが!そんな分かり切った事言ってんじゃねーと聞こえて
来そうですが(笑)、失敗しない家具の選び方、買い方の基本になる
考え方ですので、ぜひ一緒に考えて下さい。
そもそも「家具」とは何か?
一般的には
◇家の中に据え置いて利用する比較的大型の道具類。または元々家に作り付け
られている比較的大型の道具類をさす。
とあります。
なんか堅苦しい感じですが、要は
「家」で使う「道具」
というのが一般的な家具の定義になっているんですね。
まさに字のごとくという感じですが、ほとんどの方がこういう認識の中で
家具を選んだり、買ったりしちゃってるんです。
この考え方は私から言わせると、半分正解、半分間違いって感じ。
どういう事かというと、
みなさん一生のうちで家具と過ごす時間ってどれくらいだと思いますか?
あまり考えた事無いかもしれませんね。その答えは・・・
「人生の約80%以上」
なんです!(ずっと外で生活している人を除きますが)
私もびっくりしましたが、驚きの結果ですよね。
人によってはもっと多い方もいるかも知れませんが、それほど家具って
私達の身近な物なんです。
実をいうとこのデータは人が人生の中でどれくらい家で過ごすかという
調査結果(NHK資料参照)をもとにしており、その内容は
人の生涯を80年と想定した場合
約65年間を家で過ごす!
という驚きの結果に基づいてます。
凄くないですか!?
よく「人生の3分の1は寝て過ごす」と言われています。
ベッドメーカーさんが接客の際に使うトークでもあるんですが
家で過ごす時間は3分の1どころではないんですよね。
だからこそ家具選びって本当に大切なんです。
私は家具の事を「家族」のような存在と考えています。
実際に「具」という漢字の意味の一部に
「連れ添う事。また、その人。妻。配偶者。」
というものがあります。
まさに「家具」とは家族のように連れ添うという意味ともとれますよ。
そう考えると
「家具選び」 = 「家族選び」
と言い換えられませんか?
まるで「恋人」との出逢いやめぐり合いをワクワク、ドキドキしながら
探す事が家具選びなんです。
もちろん必要にかられてすぐに選らばなければならない「道具」としての
家具も当然あります。
それも「過ごしやすい暮らし」を作る上での家具の立派な価値・役割の一部です。
ただ私がここで言いたいのは本当の意味で「豊かな暮らし」をめざす上で
家具の見方や考え方を少し角度を変えて考えてもらって、家具・インテリアが持つ
魅力をそれぞれが再発見して欲しいという事です。
長い時間を共に過ごすパートナーとして、どんな家具があなたとの出逢いを
待っているか「ワクワク、ドキドキ」しながら探してみて下さい。
きっと人生がもっと楽しく、鮮やかな色で輝きだしますよ!
それではまた次回で。