ダイニングを選ぶ時はココを見ろ!②
こんにちは!
元インテリアショップ店長のばた社長です。
みなさん今年のお盆休みはどんな休みだったでしょうか?
コロナの影響で帰省出来なかったり、ご近所にも人の目を気にして
気軽に行けなかったりとある意味では忘れられない夏になりましたね。
ただまだ夏は終わってません。コロナ対策と同時に熱中症対策もしっかり
行って健康で「忘れられない夏」にして行きましょう!
それでは先日からお伝えしていました
「ダイニングを選ぶ時のポイント」
を引き続きお伝えしたいと思います。
3.天板の下の幕板で見極めろ!
早速わからない単語が出てきましたね?
「幕板」?
聞きなれない言葉だと思います。
幕下なら相撲なんかで良く聞くかも知れませんが(笑)
幕板とはその名の通り、天板の下に幕のように垂れさがって見える板の事
です。(下画像)
おわかりですか?天板の下に板がついているでしょ?
これが「幕板」です。
どういう役割があるかと言うとテーブルの横揺れを防止してくれます。
ダイニングテーブルというのは背が高く(床から天板まで約70㎝)、大抵は4本の
脚で支えられています。
その為、細い脚の物などではグラグラと揺れて不安定になり、最悪の場合
脚が折れてテーブルが倒れケガをしてしまいます。
ですからそんな事が無いように幕板をつけ、ぐらつきを防止しているんですね!
ただ、その為にデメリットもあります。
デメリット:
●肘付の椅子を収納出来ない
●脚が組みにくい
幕板がある事によって上記のようなデメリットもあるんですね。
ただ最近は脚と天板を連結する金具が良い物があるので、この幕板が
無くてもぐらつきが少ない物がたくさんあります。
特に国産のテーブルは素材や仕上げの品質が高い為、幕板が無い物が
多くなって来ています。
ぜひ、ダイニングテーブルを選ぶ際に確認しておきたいポイントですね!
4.テーブルの脚の数から見極めろ!
続いてのポイントですが、先程僕が何本脚のテーブルが多いと言ったか
覚えてますか?
今市場で販売されているダイニングテーブルの脚は大きく分けると
●4本脚タイプ(ストレート脚、斜め脚など)
●2本脚タイプ(T字脚、コの字脚、パネル脚など)
になります。
◆それでは4本脚タイプのDテーブルの特徴ですが
上の画像のように4本脚タイプは俗にいう誕生日席がとても使いやすくなります。
2本脚に比べて椅子も収納しやすいので、
●5人以上の家族の方
●よく5人以上で食事をする方(近くにご両親・友人が住んでて交流があるなど)
以上のような方におススメです。
それと天板が同じサイズのテーブルでも脚の取付位置によって脚間(=椅子を収納するスペース)が変わるので椅子の収納具合もチェックするといいですね!
◆続いて2本脚タイプのDテーブルの特徴ですが
上の画像のように2本脚のタイプは4本脚タイプに比べて誕生日席が少し使いづらく
なります。
ただ誕生日席側に椅子を収納しづらい分、大きなメリットがあります。
メリット:
●膝の出入りがしやすい(立ったり、座ったりしやすい)
●幅の広いベンチも置きやすく、収納もしやすい
その為、2本脚のタイプのDテーブルは
●4人家族以下の方
●ベンチを使うお子さんがいる方
●高齢の方(膝がわるい)
などの方におススメです。
特にこのタイプはLDタイプ(ソファ・ダイニング兼用タイプ)に多く、
テーブルを低く設計する場合が多いのでテーブルが低くなるとなおさら
2本脚で膝の出入りがしやすい方がおススメです!
以上が本日のおススメポイントでしたが、どちらも見た目だけでは
気づきにくいポイントです。
僕も実際にたくさんのお客様からの実体験から頂いた情報と、自分自身でも体験
して得た情報ですのでぜひご自分でも座って試してみて下さいね!
それでは、まだまだ選ぶポイントありますのでそれはまた次回。
では、ありがとうございました!
- 天板の下の幕板で見極めろ!
- テーブルの脚の数から見極めろ!
- 椅子は重さで見極めろ!
- スペースから見極めろ!