ばたログ

猫好きの元インテリアショップ店長。「人の役に立つ」をテーマに自分の人生経験をアウトプットしていきます!

猫が吐く原因って?「吐く」からわかる病気のサイン

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画像:マーブルさん

 

 

 

こんにちは!

 

元インテリアショップ店長であり、可愛い妻と5匹の愛猫と暮らす ばた社長 です。

 

今回は前回の続きですが、 CASE:1「マーブルの便秘」 の後編になります。

 

それではどうぞ。

 

|CASE:1 「マーブルの便秘」~中篇~

 

前回お伝えしたように2.3日嘔吐を繰り返し、2日間トイレにも行かなかった

マーブル。

 

食欲はあるけど吐いてしまいます。

 

水もあんまり飲みません。

 

いつも元気なマーブルさんがとてもつらそうでした。

 

ウンチをしなくなって3日目。

 

ちょうど私だけが休みだったので朝一番で近くのかかりつけの動物病院へ。

 

|動物病院

 

マーブルさんには少し窮屈になったオレンジ色の猫用キャリーバックに

ぎゅうぎゅうになって病院まで急ぎます。

 

車に乗せると不安になったのか

 

「ニャーウ~」

 

とか細い声で鳴きました。

 

「急いで病院に連れていかなければ!」

 

はやる気持ちを抑えて車を走らせました。

 

15分後に病院に着くとすでに数人の方が診察を待っていました。

 

「今日はどうされました?」

 

受付の優しそうな女性がマーブルを横目に聞いてきました。

 

私はここ2.3日嘔吐を繰り返す事、ウンチをしない事、

ごはんはどんなものをあげているか出来るだけ細かく伝えました。

 

「しばらくお待ち下さいね。」

 

そう言って受付の女性は受付の奥へ入って行きました。

 

そして診察の順番を待っていると

 

「マーブルちゃんどうぞ~」

 

と奥から女性の声が聞こえて来たので、キャリーバックで緊張からか

大人しくしていたマーブルを連れて診察室の扉を開けました。

 

|診察

 

診察室に入ると若い助手のような男性がいました。

 

「まず体重を量りますね」

 

そう言ってキャリーバックからマーブルを出し、体重計を兼ねたステンレス製の

テーブルに乗せました。

 

「5.6Kg。ちょっと重いね~」

 

その言葉にショックを受けたか分かりませんが

 

「ニャーウ~」

 

とまたマーブルは不安げに鳴きました。

 

その後奥の部屋からマスクをした男の獣医の先生が診察室のドアを

開けて入ってきました。

 

獣医の先生は慣れた様子でマーブルをなだめながら

 

「では今日はレントゲンを撮りますね」

 

と言ってマーブルを入ってきた扉から奥の部屋へ連れて行きました。

 

しばらくすると

 

「ギャー!!!」

 

という断末魔のような鳴き声がその奥の部屋から聞こえて来ました。

 

びっくりして奥の部屋を覗きましたがここからはマーブルの姿は見えません。

 

私も不安を抱えながらしばらく待っているとマーブルを連れて先生と

助手の男性が戻ってきました。

 

苦笑いを浮かべながら先生が

 

「レントゲンを撮ろうとしたらちょっとウンチを漏らしちゃってね。

でも検便しようと思ってたからちょうど良かったよ!」

 

と言いました。

 

私もマーブルらしいなと思わず笑ってしまったんですが

 

(よっぽど怖かったんだな)

 

と思うと少し可哀そうに思えました。

 

|診断「便秘」と・・・!

 

その後診断の結果、マーブルは極度の「便秘」でした。

 

あと心臓にも少し問題がある事が発覚しました。血管が細く、血栓が出来ると

命に関わるとの事。

 

病院に行って正解でした。

 

もっとやせる必要があると言われましたが、心臓に負担がかかる運動はあまり

させられません。

 

食事療法で様子を見る事になりました。

 

 

今回の「便秘」の直接の原因は不明ですが、ウンチが腸の中で非常に硬くなっており

水分不足やキャットフードの影響が原因じゃないかと言われました。

 

そういえばちょっと前にいつもあげてたキャットフードを買い忘れ、やむなく

1週間ほど前から無くなるまで別のフードにしていました。

 

猫は人間に比べ嗜好性(=自ら好んで自発的に食べるかどうかを表す言葉)

高い動物です。

 

におい温度栄養素などの変化に敏感に反応します。

 

確かにこれまでもフードが変わると食欲不振になったり、体調に変化が出たり

する事がありましたが、今回フードが変わってもマーブルの食欲が落ちる事無く

逆におねだりして来てたので、

 

(1週間くらいだし、まあいいか)

 

と思っていました。

 

なにより他の子たちはいつも通りだったので深く考えず、油断してしまいました。

 

早速、その日に点滴を打ってもらい、体に強制的に水分を補給するようにし、

食事を「療法食」に変える事にしました。

 

長くなったので、今回はここまで。

 

続きはまた次回。

 

では。